GIMブログ(あくえりの暢気にジェネラル)

JCHO東京城東病院総合診療科の森川暢によるブログです。総合内科と家庭医療が融合した、病院総合医の理想像を追い求めています。夢は、理想的な病院総合医のシステムの確立と普及です!今日の時代におけるGIMは、診断学や内科マネージメントに加えて、家庭医療学を専門にする必要があると考えています。このブログでは徒然なるままに思うところを書いていきます。

マネジメントを読んで。。

ドラッカーのマネジメントエッセンシャル版を読み終わりました。

そして、間髪入れずに「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」も読んでみました。

 

ふつうは、もしドラを読んでからドラッカーを読むと思うのですが、エッセンシャル版を読んでからもしドラを読みました。

むしろ、エッセンスの復習になりこの順番でよかったのかと思いました。

もしドラ、侮るべからず。

 

顧客からはじめるというのは、確かにその通りで、そしてこの業界も顧客からはじめるべきなのかもしれないと思いました。

外から見て、何を期待されているのか。

それを知るための手段がマーケティングであると。

 

日々、新しくあり続けることで、業界の在り方自体を変えるか。

それがイノベーションであると。

 

ドラッカーを読んでいて思ったことは、マネージメントに関する体系的な知識に関しては、おそらく医療業界よりもビジネスの世界のほうが進んでいる。

臨床医であるために臨床の勉強が必要であるように、マネジメントをするためには、マネジメントの勉強が必要ではないかと。

 

もちろんフィクションですが野球部のマネジメントにドラッカーが有用であれば、医師の業界にも当然、マネジメントは応用できるのではと思いました。 

真摯さが必要であるとすれば、マネジメントの知識がなく、マネジメントを行うことあ真摯さに悖るのではとも思いました。

もちろん臨床医であり続けることが最も大切ではありますが。。

とはいえ、MBA取得もありなのかもしれない。。