読書感想文 天才の証明(オリエンタルラジオ 中田敦彦)
https://www.amazon.co.jp/天才の証明-中田-敦彦/dp/4822259218
オリエンタルラジオの、あっちゃん、こと中田敦彦の自著になります。
最近、改めて下のパーフェクトヒューマンの動画が衝撃で、改めて、あっちゃんに興味を持ったので読んでみました。
〇以下、自分のFace bookより引用です。
最近、好きでよく聞いています。この展開が、痛快すぎますね。漫才を期待していた観客が急に裏切られ、全く別のジャンルに変化し、しかし笑いとして成立している。最高だと思います。自分の殻に閉じこもることなく、チャレンジを恐れない精神を見習いたいと思います。
後で、知ったのですが全て、あっちゃんの計算だったんですね。
上記のテレビ番組でも、パーフェクトヒューマンが出来なければ絶対に出演しないと言っていたようです。。
あらかじめ、パーフェクトヒューマンをユーチューブに挙げていたのも。
一次的に漫才もしていたけど、自分たちの強みは武勇伝など音楽ネタであることをユーチューブの再生回数から分析して。
さらに、今までのお笑いに全くないエンターテイナー的な要素とダンスも取り入れて、全く真似が出来ないポジションを確立する。
これは、完全にブルーオーシャン戦略ですよね。
あえて、武勇伝をやった後に上記のような展開に持ってくことでの意外性で話題にし、さらにユーチューブで口コミをさらに広げる。
天才の証明に書かれていることは非常にシンプルです。
好きなこと、得意なことを徹底的に伸ばして、自分独自のポジションを確立すること。
優れようとするのではなく、自分の個性を生かして徹底的に異なることで、模倣が困難な状況を作り出し、トップを目指す。
これって、経営分析のSWOTフレームワークに完全に通じると思うんですよね。
強みを生かして、弱みを減らすということに他なりませんからね。
笑いという概念を覆すという意味では、サーカスの概念を覆したシルク・ドゥ・ソレイユに近いのかもしれません。
シルク・ドゥ・ソレイユがブルーオーシャン戦略で真っ先に取り上げられていましたね。
思い付きではなく分析に分析を重ねて、計算したうえで行動を起こす。見習いたいです。
以下の岡村隆史のコメントが全てを物語っていると思います。
「新しい笑いの時代に突入したのかもしれない。あんなん、本当はやりたいのに、俺。言いたいのにパーフェクトヒューマン。。よう、作らんは。あんなネタ。」
ますます、あっちゃんが好きになった。そんな本でした。
自分のキャリアの目指すべき方向性についても同様だと思いました。
自分の好きで得意なところを伸ばして、模倣が困難な特異なポジションを目指そうと思います。